- 立憲、N国が新人擁立 対する国民、ネット、れいわ -
海老名市議会議員選挙は、不出馬の現職5名に対して新人9名と大量に立候補し、厳しい戦いとなりました。新人の内訳は無所属5名、立憲民主党2名、神奈川ネットワーク運動1名、N国1名です。
立憲の新人2名はいずれも子育て世代の女性で、国民の女性現職候補や神奈川ネットと会派を組む「いちごの会」女性現職候補などと政策や支持層がカブると思われ、勢力分野にどういう影響を及ぼすのか興味深いところです。
また、N国の新人候補はN国立花孝志党首が同日実施の市長選に出馬して援護しており、れいわ新選組山本太郎代表推薦の無所属候補との対比という点でも注目です。
下表は、候補者を党派別にわけて、それぞれの候補者の得票数と順位を、今回選挙、前回2015年選挙とを比較したものです。
オレンジセル は当選、 グレーセル は落選、「―」は不出馬で、得票数の横の丸数字は得票数の順位です。

立憲の新人女性候補はいずれも当選、競合すると思われた他党の現職女性候補も全員当選を果たしました。国民や共産は票を減らしたものの現有議席は確保し、結果として野党系が2議席増と勢力が強まることになりました。
れいわ新選組山本太郎代表推薦の吉田美菜子さんは、前回1753票→今回3293票とほぼ倍増で3位当選、山本さんの応援効果でれいわ推薦としては伊東市、奄美市の連敗から脱しました。
一方、N国は三宅紀昭さんが下位ながら1403票を集めて当選を果たし、小牧市、南国市、ひたちなか市と続いた連敗にストップをかけました。
保守系では、自民党の公認を得た宇田川希さんは、前回2833票→今回6469票と倍増で余裕のトップ当選。前回は自民党公認でトップ当選し、県議選出馬のため元職となった永井浩介さんも、前回5683票→今回4244票で2位と堅実な戦いでした。
なお、現職で唯一落選した山口良樹さんは前回1842票→今回869票と票を半減させています。山口さんは甘利明衆議院議議員の秘書を務められていたこともあり、甘利さんの疑惑の影響があったのかもしれません。
投票率は51.03%と前回の50.46%をわずかながらも上回り、いろいろな面で関心の高い選挙となったようです。