2019/10/27 山形県村山市議会議員選挙

   ― 前回トップの票はどこへ? 新人の争い ―

村山市議会選挙は、不出馬の現職5名・欠員1名に対し、元職・新人計9名が立候補しました。欠員は県議選に出馬した方で、前回ダントツでトップ当選しており、この票の行方が注目されます。この方は国民民主党ですが、国民民主党の推薦は現職の3名のみ、また共産党も候補者を絞る中で、無所属新人8名は票の受け皿となれるでしょうか。

下表は、候補者を党派別にわけて、それぞれの候補者の得票数と順位を、今回選挙、2017年補選、前回2015年選挙とを比較したものです。
 オレンジセル は当選、 グレーセル は落選、「―」は不出馬で、得票数の横の丸数字は得票数の順位です。

現職は全員当選、新人8名中6名当選となりました。
党派別では、候補者を絞った共産党、野党系会派がそれぞれ1減となりましたが、勢力分布は当選した6名の新人の会派所属によりますので、まだわかりません。

前回トップ当選の菊池大二郎さんの票(2083票)の行方ですが、国民民主党3候補の得票はさほど伸びておらず、政党として受け皿にはならなかったようです。菊池さんは30歳台と若く、今回2位当選(1353票)の新人吉田創さん29歳や同じく新人で11位当選(680票)の小山大地さん 27歳など、若い世代の候補者に票が流れたのではないかと思われます。また、今回トップ当選の高橋菜穂子さんは現職で唯一の30歳台(他の方は50歳以上)ですが、今回300票程度も票を伸ばしています。総じて、若い世代への期待が伺われる選挙となったといえるのではないでしょうか。

下のグラフは、横軸を順位、縦軸を得票数として、今回(ブルー)と前回の(オレンジ)の得票を比較したものです。

菊池さんの票が圧程度分散したことにより、当選ラインが上昇することになりました。投票率は前回よりやや下がっていますが、当選ラインは前回315票に比べ今回425票とかなり高くなり、落選した新人2名も400票以上を獲得しましたが涙をのみました。しかも、当選ラインを挟んだ4名の票差がそれぞれ一桁という、きわめて厳しい攻防となりました。